スポンサーリンク

リフォーム 知識・学び

リフォーム 【カタログが届いたら】どうすれば?

kokochi
こんにちは、日々の生活を大切にして、ここち良い暮らしを目指している「kokochi」です。 ここち良い暮らしに欠かせない『住居』そのリフォームについて取り上げています。

リフォームを考えたら、どの様に進めていくのかを全11話にまとめました。

全11話の紹介はコチラにまとめました。

詳しくはコチラ

カタログが届いてからの流れ

資料請求をした時点から業者の選別が始まります。

まずはリフォームを認識し、リフォームを始めようと思ったときから契約するまでの流れを整理します。

リフォームの流れ

step
1
認知

step
2
検討開始

step
3
実施決意

step
4
情報収集開始

step
5
条件整理

step
6
資料請求

step
7
会社・相談会訪問

step
8
営業担当接触

step
9
現場見学会訪問

step
10
現場調査

step
11
プラン・見積り提示

step
12
契約

この様な流れになってきます。

現在は、認知から始まり契約までの12段階のちょうど真ん中にあたる、step6の資料請求が終わった段階です。

これからstep7会社・相談会訪問となります。

そのための訪問会社選定をしていきます。

 

■カタログが届いたら

資料請求したら早ければ翌日に届くところもあると思います。1週間ぐらいですべての会社のカタログが届いていると思います。

カタログを見ると感じの良いデザインや実例集に目がいって楽しいと思いますが、そのイメージで会社の好き嫌いを決めるのはまだ早いです。

 

前回の記事で説明したように、リフォームノートを1冊作ってください。

業者からカタログの届いた日を記入しておきましょう。

日記のような書き方で結構です。時系列がわかるようにします。

 

依頼してからのリターンが遅いのは、今後お付き合いするのに大丈夫でしょうか?

レスポンスの遅い状況が続く場合は、会社の体質と考えてもいいと思います。

 

クイックレスポンスが大切で、会社選びの判断基準の1つにもなります。

 

選定基準

 

リフォームした人に金額以外での選定で重視したポイントは

とリフォーム団体でアンケートをした結果の順位です。

アンケート

1位:説明や人柄

2位:実績

3位:アフターサービス

 

圧倒的に1位の説明や人柄が多かったようです。

 

皆さんが失敗するのは、

良さそうだから

いい人だったから

感覚で判断してしまっているとことと思います。

 

選定する上で、ある程度の共通の情報を出して比べると、明確に見えてくると思います。

10社ほど有るカタログから5社ほどに絞ってみましょう。

最終的には5社の会社訪問をして、3社に絞るといいです。

 

カタログでの選定基準項目

共通の情報を出して比べるために、下記の内容を参考にしてみてください。

選定基準

  • 会社の規模、売上
  • 会社の創業、リフォーム業を始めた時期
  • 建設業の許可、取得業種
  • 建築士の在籍(一級・二級)
  • 加盟団体
  • 施工実績(棟数・売上)
  • アフターサービス、保証
  • 自社施工か下請け業者制か
  • 分業制か一貫担当制か
  • 施工エリア、自宅から事務所までの距離
  • 施工事例が好みに合っているか

選定基準として同じ項目で並べることで比較出来ます。

確認出来ない部分は空欄で良いので、わかる部分書き留めていきましょう。

 

会社の規模、売上

規模や売上高が大きいと安心感は有ります。売上が伸びているようなら尚良いです。

カタログに明記していればわかりますし、上場企業は財務状況などわかります。

明記なければ、訪問時に確認しておきましょう。

 

会社の創業、リフォーム業を始めた時期

創業が古いと会社が継続していることなので安心感があります。

ただし古いだけで成長していなければ成長しない理由があるのかもしれないです。

創業間もない会社となると心配なので、支払い条件など確認が必要と思います。

 

建設業の許可、取得業種

建設業許可がない場合、金額によって工事が出来ないので、大きなリフォーム経験は無いと思います。

建設業の中には29業種あるので、どの業種で登録しているかで得意業種が判断できます。

 

建設業のことは、『第5話リフォームの種類を把握』で詳しく説明しています

詳しくはコチラ

 

建築士の在籍(一級・二級)

一級建築士の在籍が多いと技術力、知識の高い会社とも言えます

優秀な人材を抱えられる体力や魅力などのある会社とも言えます。

 

加盟団体

規模の小さい会社などは、団体加盟している方が安心感があります。

国の団体登録制度に加入している団体なら尚良いです。

加盟団体の説明は、『第6話リフォーム会社の情報収集』で説明しています。

詳しくはコチラ

 

施工実績(棟数・売上)

会社の規模の確認の場合は、リフォーム以外の業績もカウントされているので、リフォームだけの実績確認が必要です。

棟数だけの数字で考えてはいけません。

10万円の工事でも1棟としていたらかなりの数になります。

棟数と売上で考えると1棟あたりの平均金額もわかりますので、どの価格帯の工事を得意とするのかわかります

 

アフターサービス、保証

ここは必ず確認しておきましょう。最近は家電でも5年付けるところも有ります。

その場合は金額が少し高くなりますよね。

リフォームも同じで保証内容によって金額も変わるので今の段階でわからなくても、会社訪問時に必ず確認しておきましょう

 

自社施工か下請け業者制か

自社施工

・作業者の教育・品質にバラツキが少ない。

・問題発生時お互いかばい合う可能性がある。

・早くしても遅くしてもお金は同じ。工期がおくれたりする可能性がある。

 

下請け業者制

・価格の仕切りが下請け主導になりがち

・法の改正も有り、元請けの業者いじめはご法度。まだそんなことをしているなら論外

・元請からの伝達がうまくいかない場合がある。徹底できない。

 

分業制か一貫担当制か

分業制

営業・設計・積算・工事など担当分業制

・営業の感じが良くても他も見る必要がある。

・自分の仕事範囲と割り切り横の連携が悪い場合がある。

現場や他の担当とも会って見ておく必要あり

 

一貫担当制

営業から引渡しまで一人の担当が見る

・担当者の力量により大きく左右される。

・伝達ミスのリスクは減る。

担当者をよく見る必要あり

 

施工エリア、自宅から事務所までの距離

できれば自宅から近いとフットワークが軽いので良い。

注意点として事務所は近いが大工さんは遠くから通う場合も考えられる。

 

施工事例が好みに合っているか

自分のやりたいことや好みと近い施工例があると意思疎通しやすい。

同じ基準で資料請求した会社を比べて総合的に判断しましょう。

 

 

金額での判断

一般的に言うと大手やハウスメーカーとリフォーム会社では値段が違います。

大手やハウスメーカーは高くなる傾向があります。

 

皆さんの勘違いですが、大手の高い理由は『コマーシャルなどの広告費や一人あたりの人件費が高い』などと聞こえてきますが本当のところは違います。

 

先に述べた部分の差はたしかにありますが、その分仕入れ価格は断然に安いはずです。

金額の差で現れるのは、ズバリ工事内容です。

内容が違うから金額も違う。

 

自社の施工品質により細かなルールがあり、そのルールを守る工事内容が費用に反映されます。

いい意味ではしっかりした工事。

悪い意味では余計な工事もある。

となります。

 

私がおすすめするのは、必ず大手は選択肢に入れる。

他との違いを確認した上で判断するのが望ましいと思います。

 

会社訪問

リフォームの規模により会社訪問する数は変わりますが、A大規模、B増築、C耐震補強や間取り変更などの工事なら5社訪問して最終3社で検討する形が望ましいです。

それ以外の場合は3社訪問して最終2~3社で検討する形でいいと思います。

 

訪問時の注意点、準備しておくこと

いよいよ訪問となりますが、訪問時に注意しておくことが有ります。

予め予約をする

訪問して最初に付いた営業担当が今後あなたの担当になる場合がほとんどです。

できればいい人に当たりたいものです。

しかし、いい営業担当は忙しいです。事務所に居ることも少なくなるので巡り合う確率が少なくなります。

また営業所の長は売れる人にお客様をつけて契約してもらいたいものです。

 

そう考えると、突然訪問するよりも連絡を入れて予約するほうが良いのです。

ただし、資料請求した時点で営業担当が決まっている場合も有ります。

資料請求した時点で、感じの良い担当でしたら指名すればいいと思います。

 

準備しておくこと

私の記事を最初から読んで頂いていたら準備はすでにできているので大丈夫です。

 

まだ読んでいない方は、こちらを参考にしてみてください。

詳しくはコチラ

 

注意点

最初の訪問ではこちらからの情報はさらけ出さなくていいです。

理由は、こちらも相手を見る必要があるからです。

絞った5社から3社に絞るためです。

 

まずは普通に会社説明と特徴を聞きます。

その後は相手側から質問があるので普通に回答します。

その回答に対して相手の反応や返し言葉に注意しましょう。

そうすることで、相手の力量などが見えてくると思います。

力量などわかれば、初回はこの程度一旦終わらせましょう。

 

最後に、先に説明しました選定基準で空欄部が確認できるようでしたら確認しておきましょう。

この時点で選別出来るならしてください。とりあえず3社にしぼりましょう。

 

相手方からは『家を見ないと始まらない』と言われると思いますがそこはうまく濁しましょう。

まずはその会社の現場を見せてもらうことです。

できれば施工中と完成の現場の最低2回。

 

施工中ならお客様の家に対する姿勢が見れます

掲示物や養生など。

また仮設トイレや道路の清掃状況、隣地に対する配慮などわかります。

 

この姿を見て、初めて自分の家を見てもらいましょう。

こう考えるとリフォームするのには前段階で、結構時間がかかります。

最初に完成の期日を決めてしまうと、間に合わなくなったり、最後にバタバタします。

 

リフォームすることが決まると、次は早く完成させたい気持ちになるところですが、余裕を持ちましょう。

 

理想の期日は契約前段階で決めれると良いです。ここは結構難しい!

 

まとめ

資料請求のあとカタログが届くと、夢のある施工実例などみて自分の家の姿を想像したり、ああでもないこうでもないと考えたりして、とても楽しいと思います。

これからが一番楽しいときだと思います。

いよいよ会社訪問しこれから夢の実現をしてもらう会社を選んでいく時期になりました。

 

次回は、契約までの流れ②会社訪問から、建物調査依頼について説明します。

リフォームする側もされる側もこの建物調査は最重要な部分です。

 

『リフォームを考えたら学べるブログ』は、

リフォームするなら絶対に失敗したくない!を念頭に考えて発信しています。

 

インターネットで調べても、企業宣伝や紹介サイトばかりです。

もっと中立的でユーザー目線のものがあればいいと思い、私の経験と知っていることを皆さんに情報発信しています。

 

リフォームについて学んでいただけるような場所を作りたくて、

『リフォームを考えたら学べるブログ』を作りました。

今後もリフォームについて発信していきます。どうぞ、よろしくおねがいします。

 

参考になったことなど有りましたら教えていただけると今後の励みになります。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

次は、

リフォームを考えたらシリーズ第9話

契約までの流れStep2 会社訪問から建物調査依頼 です。

詳しくはコチラ

リフォームを考えたら、どの様に進めていくのかを全11話にまとめました。

全11話の紹介はコチラにまとめました。

詳しくはコチラ

 

スポンサーリンク

-リフォーム, 知識・学び
-,

© 2024 リフォームを考えたら学べるブログ Powered by AFFINGER5