リフォームを考えたら、どの様に進めていくのかを全11話にまとめました。
全11話の紹介はコチラにまとめました。
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リフォーム会社の情報収集の方法
リフォーム業者としてタウンページに登録されている数は、約5万件程あるようです。この中からあなたにあった会社を探すとなると大変です。
資料請求する会社を絞りたいので情報を集めていきましょう。
注意することは、リフォーム業者は顧客獲得に必死です。
あの手この手で顧客と繋がりたいのです。
まずは顧客と繋がることを優先として営業しています。
その繋がる糸口が、問い合わせであり、資料請求なのです。
資料請求をすると、最低でも郵送してもらうための情報が相手に渡ります。
そこから次のアプローチへと繋がっていくのです。
ですから無駄な資料請求は極力避けて、必要と思われる業者さんを選別していきましょう。
この段階では、情報を集めて気になる会社があればチェックして、集まってから選別していきましょう。
前回のstep1【種類の把握】でリフォーム会社の7つの分類を説明したと思います。
それを表でまとめてみました。
いま考えているリフォームがどのようなリフォームをしたいのかを考えた上で、
表に示す7つの分類の会社に照らし合わせて考えてみてください。
7つの分類の当てはまる会社の情報を集めていきます。
情報収集の方法は大きく6つです。
情報収集の方法6つ
・ネット検索でさがす
・情報誌でさがす
・団体でさがす
・ご近所、知人の紹介でさがす
・折込チラシでさがす
・リフォーム紹介サイトでさがす
これらの方法について説明していきます。
ネット検索でさがす
情報収集で圧倒的に効率が良いのはインターネットです。
インターネットの検索で「リフォーム」で検索するとズラリとリストアップされます。
ほぼ企業の広告サイトです。
Google検索などは、自分の住んでいる地域を判断してその地域のリフォーム会社の広告サイトなどがリストに上がっていると思います。
気になる会社があればそのホームページを見てリフォーム会社の7つの分類にあてはめてみましょう。まだ資料請求は控えましょう。
検索していくと、紹介サイトや評判のいい会社10選などのページが有ります。
ついそこから登録し、一括資料請求などしそうになりますが、やめてください。
詳しくは後で説明します。
情報誌でさがす
情報誌のいいところは、実例写真などの情報が多く、リフォーム会社だけでなく、建材メーカーなどの最新設備の情報なども集められます。
よく知られている雑誌を以下に紹介しますが、この他にもたかさん有ります。
この中の企業広告は全国規模の会社が多いので、地域密着企業は見つけにくいと思います。
雑誌によっては、地域を分けて販売しているところもあります。
※下記の雑誌の写真をクリックすると、その雑誌のAmazonでの紹介ページが確認できます。
建築知識
↑詳しくは画像をクリック↑
建築に関わるすべての人に役立つ情報がいっぱい!建築のプロに必要不可欠な情報をタイムリーに提供。
モダンリビング
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ハイグレードな居住空間を提案するインテリア誌。モダンリビングは住宅とインテリアについて、さまざまな実用情報とアイデアを提供するライフスタイルマガジン。
SUMAI no SEKKEI(住まいの設計)
↑詳しくは画像をクリック↑
住宅設計、建築、室内装飾など、これから住宅を持とうと考えるひと、改築、補修を予定するのに役立つ記事や実例が満載。
SUUMO(スーモ)リフォーム
↑詳しくは画像をクリック↑
住宅のリフォーム施工実例の写真満載!実例・費用・基礎知識がわかる、依頼先が見つかる、はじめてリフォーム情報誌。
チルチンびと
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住まいは、生き方 地球生活マガジン。風土に根ざした素材でつくる安心で心地よい木の家。
I’m home(アイムホーム)
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「I’m home」は都市型のライフスタイルを軸に、欲しい暮らしを実現するためのアイデアと実用的資料を添えたインテリア誌。
LiVES(ライヴズ)
↑詳しくは画像をクリック↑
ライフスタイルに合った“自分らしい”住まいを手に入れるための情報をお届けする、インテリア&ライフスタイルマガジン。
住む。
↑詳しくは画像をクリック↑
愉しみながら住まいの本質を知る!住まいと暮らしに関するいろいろな知恵や工夫が学べる。昔から伝わる気候風土に適した知恵、あるいは現代の先端技術などの知識を提供。
団体でさがす
中小のリフォーム会社では情報や知識向上、品質確保、顧客の集客など限界があるので、各団体に参加することでその部分を補っている。そのような団体がたくさんあります。
国土交通省が、住宅リフォーム事業者団体登録制度を創設し、登録団体の情報を公表するとともに、登録団体に上記の取組状況を報告させ、適切に実施されているか確認します。
住宅リフォーム事業者団体登録制度
住宅リフォーム事業の健全な発達及び消費者が安心してリフォームを行うことができる環境の整備を図るために、国土交通省の告示による住宅リフォーム事業者団体登録制度を創設しました(告示公布・施行平成26年9月1日)。
住宅リフォーム事業者団体の登録に関し必要な事項を定め、要件を満たす住宅リフォーム事業者団体を国が登録・公表することにより、団体を通じた住宅リフォーム事業者の業務の適正な運営を確保するとともに、消費者への情報提供等を行い、消費者が住宅リフォーム事業者の選択の際の判断材料とできるなど、安心してリフォームを行うことができる市場環境の整備を図ります。(国土交通省HPより)
この登録団体であれば、安心感も違うと思います。
現在、16の団体が登録されています。
※下記の写真をクリックすると、その紹介ページが確認できます。
住宅リフォーム事業者団体登録制度のホームページから16団体のいずれかに加盟している会社が検索できます。
http://www.j-reform.com/reform-dantai/kensaku.php
「住宅リフォーム事業者団体登録制度」に登録された団体に加盟しているリフォーム事業者が検索できます。
検索方法
1・都道府県を選択
2・事業者名から探す ここは空欄で結構です。
3・工事の種類から探す
□マンション共用部分修繕
□構造・防水含む戸建てリフォーム工事
□内装・設備工事
上記3つに該当部分をチェックし、検索を押す。
例で
①北海道 ②空欄 ③構造・防水含む戸建てリフォーム工事
検索すると、該当件数:235件ヒットしました。
所属団体、住所、連絡先、建設業の業種もわかります。
その他、リフォームの参考になるサイト紹介します。
一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会
こちらの協議会は、リフォームに関連する社団法人、財団法人、公共団体等を会員とし、相互に連携を図りながら、住宅リフォームの推進を図っている。
住宅リフォーム市場の環境整備と需要喚起
住宅リフォームは工事内容が様々なうえにその範囲も広く、消費者がリフォームを理解し適切な情報活用に至るまでには大変な労力を必要とします。
またリフォーム事業者にとっても、新たな技術に対応し、多様化するユーザーニーズに応えるためには、継続的な情報取得と自己研鑽が欠かせません。
一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会は、住宅リフォームを取り巻く環境を整備し、消費者・リフォーム事業者双方にとって有益かつ健全なリフォーム市場の形成に努めている。
(令和2年6月15日時点)正会員:67団体、特別会員数:102団体
公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
当財団は、住宅政策の推進の一翼を担い、「住宅品質確保法」、「住宅瑕疵担保履行法」に基づき、消費者の利益の保護や住宅紛争の迅速、適正な解決を図るため、住宅相談、住宅紛争処理への支援等の幅広い業務を行っています。
また、消費者が安心してリフォームを行える健全なリフォーム市場の整備を目指し、情報提供業務を行っています。
リフォーム支援ネット「リフォネット」
住宅リフォーム・紛争処理支援センターが運営。
リフォームをされる皆さんが安心してリフォームを行える環境づくりを目的に、当財団が運営するインターネットサイトです。
ご近所、知人の紹介でさがす
近所でリフォームをしていて、その時の評判が良かった。
知人がリフォームして、その業者が良かった。など情報があれば調べてみるといいです。
ただし、紹介は待ちましょう。理由は紹介してもらうと、断りにくくなるからです。まずは業者の名前でホームページで調べてみましょう。
紹介は後で問題となったときに、紹介者との関係がおかしくなることもあるので慎重にしましょう。
折込チラシでさがす
新聞広告の折込チラシにリフォームの広告がよく入っています。
そのチラシで気になる業者があれば調べてみましょう。
中には、相談会の案内や現場見学会の案内などもありますが、もう少し我慢しましょう。行ってしまうと、先程説明したように業者と繋がります。
とりあえずはチェックのみとし、あとで精査します。
もちろん相談会や現場見学会は行くべきと思っております。
リフォーム紹介サイトでさがす
先のネット検索でさがすで言いましたが、業者紹介サイトや評判のいい会社10選などのまとめサイトでの登録は最終手段です。
紹介サイトにはカラクリが有ります。
リフォーム業者は、お客様を集めるためにTV広告や雑誌広告などの経費を使います。
一般的にいう広告費です。
その広告費を使ってお客様を集めることに変わって、紹介サイトでお客様を集めてあげて業者に紹介するシステムです。
理屈上は問題有りませんが、紹介サイト側は紹介したお客様が契約するとマージンが入ります。
『あなたにピッタリな会社を5社紹介します。』
となれば5社のどこかで契約するので、損が有りません。
自分で調べて知っているような会社を紹介されたとしても、紹介料が発生すればなんだか変な気持ちですよね。
また、紹介される企業側のメリットは、自社の集客作業が軽減されその分の経費(広告費)も削減される事になります。
ただこの紹介料が結構な金額だったりするため、その紹介料が消費者の価格に反映されているかもしれないです…
紹介サイトが悪いわけではないですが、今の段階では待ちましょう。どうしてもいい業者が見当たらない場合に利用しましょう。
まとめ
リフォームの資料請求は、集めることが目的ではなく、自分のリフォームにあった会社選びの為の下調べをして資料請求をするのが良いと思います。
今回のリフォームにそぐわない会社に資料請求しても、判断が迷い間違った判断をしてしまう可能性もあります。
今回のポイントは、
リフォーム会社を調べて、気になるリフォーム会社を7つの分類に仕分けることがポイントとなります。
次は、チェツクした会社の選別をします。
『リフォームを考えたら学べるブログ』は、
リフォームするなら絶対に失敗したくない!を念頭に考えて発信しています。
インターネットで調べても、企業宣伝や紹介サイトばかりです。
もっと中立的でユーザー目線のものがあればいいと思い、私の経験と知っていることを皆さんに情報発信しています。
リフォームについて学んでいただけるような場所を作りたくて、
『リフォームを考えたら学べるブログ』を作りました。
今後もリフォームについて発信していきます。どうぞ、よろしくおねがいします。
参考になったことなど有りましたら教えていただけると今後の励みになります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
次回は
シリーズ第7話 資料請求までにすることStep3 資料請求する です。
リフォームを考えたら、どの様に進めていくのかを全11話にまとめました。
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