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リフォーム 知識・学び

快適空間には湿度コントロールが大切!(乾燥・結露・カビ対策)

kokochi
こんにちは、日々の生活をもっと大切にして、ここち良い暮らしを日々目指している「kokochi」です。 ここち良い暮らしに欠かせない『住居』そのリフォームについて取り上げています。

リフォームするなら絶対に失敗したくない!

インターネットで調べても、企業宣伝や紹介サイトばかりです。

もっと中立に、ユーザー目線のものがあればいいと思い、私の経験と知っていることを皆さんに情報発信しています。

リフォームについて学んでいただけるような場所を作りたくて、ブログを立ち上げました。 よろしくおねがいします。

今回は、リフォームのお悩みでも多い、湿気について考えてみたいと思います。

快適に暮らすための必須条件が湿度コントロールです。

湿度コントロールを誤ると、カビ、ウィルスなどの原因となり、健康面や建物を痛めることになります。

湿度コントロールとは

日常でよく耳にする、湿度60%などは、どんな状況のことなのか?

湿度には2つの表現があり、絶対湿度(g/m3)と相対湿度(%)があります。

私達が普段使っているのは、この相対湿度(%)なんです。

相対湿度は、温度により左右されるので季節により感覚は変わります。

相対湿度

その温度のとき、空気が保持できる水の量に対して、実際に溶け込んでいる水分の割合。

※空気が保持できる水の量のことを飽和水蒸気量といいます。

※飽和水蒸気量は、温度によって変化する。

※実際に溶け込んでいる水分=水蒸気

相対湿度(%)=水蒸気量 / 飽和水蒸気量

この相対湿度が100%のとき、大気中の水蒸気が飽和し結露が発生します。

その時の温度を、露点温度という。

学生時代に、エンタルピーや空気線図など習ったことが有ると思いますがどうでしょうか

この空気線図を見ると、だいたいの結露点がわかるので結露の状況や結露対策が理解しやすくなると思います。

■ちょうどいい湿度とされているのは

相対湿度で見る以上、温度によって感覚は変わります。

先程説明した湿度の考え方で捉えて、目指す室内の湿度は、

40%~60%とされています。

参考として、外気の2020年東京の月ごとの平均値を表すと55%~89%です。

東京の2020年の月平均の相対湿度(%)(※気象庁データより)

1月 2月 3月 4月 5月 6月
65 55 65 66 75 82
7月 8月 9月 10月 11月 12月
89 76 83 75 65 61

外気の湿度と理想とする40%〜60%との湿度差は約20%あります。

この20%を上手くコントロールする必要があります。

この表で見ると、冬場12月1月2月が低く、6月~9月が高いです。

特に梅雨時期は気温が上がり飽和水蒸気量が増えます。梅雨の雨で空気中の水蒸気量が増えることで湿度が高くなります。

湿度をだいたい20%下げる工夫が必要ですが、室内には湿度を上げる要因が沢山あります。

そのあたりをうまく調整することが、湿度コントロールとなります。

■湿度によって起こる問題

◎湿度が高いと起こる問題

  • ・体から出る汗が蒸発しにくく、体に熱がこもり余計に篤い
  • ・湿度60%を超えると、カビやダニの繁殖リスクが高まる
  • ・布団に湿気が吸込みダニの増殖
  • ・窓まわり、外に面する壁の結露
  • ・結露によるカビ被害

◎湿度が低いと起こる問題

  • ・体から出る汗が蒸発しやすく、体の熱が奪われ余計に寒い
  • ・湿度40%を下回るとウィルス感染のリスクが増える
  • ・肌の乾燥による肌トラブル
  • ・感想による、喉の渇きによる痛み、体内へのウィルスの侵入
  • ・静電気の発生

■室内で湿度を上げる要因

  • ・浴室・洗面・トイレ・キッチンなどの水回り
  • ・洗濯物の部屋干し
  • ・空気を燃焼させる暖房器具(ガスヒーター、石油ヒーターなど)
  • ・キッチンで煮炊き
  • ・観葉植物の水差し
  • ・人の呼吸

などが考えられます。

■住まいの中で湿気やすいところ

  • 寒い時期は、外に面する窓や壁
  • 押入れやクローゼット
  • キッチン、洗面などの排水下の物入れ
  • 浴室の出入り口
  • 玄関、靴箱
・寒い時期は、外に面する窓や壁

コールドブリッジ(熱橋)外気の温度が伝わり室内の面も外気温に近づくことで、室内との温度差が大きく発生することで、飽和水蒸気量を超えて結露となる。

また窓の場合、カーテンで空気の流れを遮ることで更に結露しやすい。

・押入れやクローゼット

内部が密集することで空気が滞留しよどむ布団や衣類などの湿気が蒸発しない。

・キッチン、洗面などの排水下の物入れ

排水は、熱湯や冷たい水などを流すことで物入れ内に温度差が発生。

内部が密集していると空気が滞留し結露が発生。

・浴室の出入り口

濡れた体で出入りし水滴が落ちる。

浴槽のお湯から水蒸気が発生。

浴槽と脱衣室の温度差から結露が発生。

・玄関、靴箱

雨に濡れた傘や靴、十分乾燥していないまま収納し湿気が溜まる。

湿度コントロール対策

コントロールするために大切なことは、今の湿度を知ることです。

まずは湿度計を購入し部分的に部屋に置いておきましょう。

部屋によって湿度が違うので、洗面と玄関にも置いておくといいです。

数値による見える化をすると、コントロールしやすくなります。

日常の習慣的なことと機械等を取り入れて対策する方法を説明します。

■日常の簡単なこと

  1. 換気(窓を開ける)
  2. 浴槽のふたをする
  3. 物入れは普段少し開けておく
  4. 浴室の換気扇は付け放しにしておく
  5. トイレの換気扇も付け放しにしておく
  6. 靴箱、排水した収納、物入れの中は蜜を避ける。
  7. カーテンはできるだけ開けておく。
  8. 外気に面する壁面に家具など置く場合は壁に隙間を設ける。
  9. 洗濯物の室内干しは窓際を避ける
1. 換気(窓を開ける)

湿度コントロールの基本は換気です。

現在の建築基準法では2時間に1回は家の空気が入れ替わる様に換気出来るようにしなければなりません。

朝起きたとき、帰ってきたときの2回は最低5分~10分窓を開けて換気しましょう。

換気できない環境の場合はキッチン、トイレ、浴室などの換気扇を入れましょう。

2. 浴槽のふたをする

これはかんたんなことですが、ふたをして湯気を出さないようにしましょう。

浴室から出て着替える際に床など濡らすと思います。必ずタオルで拭き取りましょう。

3. 物入れは普段少し開けておく

少し開けることで風が通る様にしましょう。

あと両サイドに除湿剤をおくといいです。

4. 浴室の換気扇は付け放しにしておく

湿気を室内に流入させないためにも換気扇を付けて浴室の気圧を負圧にすることで防げます。

5. トイレの換気扇も付け放しにしておく

湿気と臭気を室内に流入させないためにも換気扇を付けてトイレの気圧を負圧にすることで防げます。

6. 靴箱、排水した収納、物入れの中は蜜を避ける。

できるだけ乾燥させてからしまう、新聞紙等を利用、除湿剤をおく。

7. カーテンはできるだけ開けておく。

窓ガラスとカーテンとの空間が空気がよどみます。できるだけ開けてよどみをなくしましょう。

8. 外気に面する壁面に家具など置く場合は壁に隙間を設ける。

外気に面する壁は温度差が激しいです。冬場はもちろん、夏場の西日が直接当たるような壁は壁面も熱くなります。そんな中エアコンで冷えた空気があたると水蒸気が発生します。そこの家具と壁の空間がないと、発生した水蒸気が蒸発せずにカビとなる場合があります。

9. 洗濯物の室内干しは窓際を避ける

温度差が激しいところに湿度の高いものをおくと結露の原因になります。

換気扇のある所、または換気扇近くで干す方がいいです。

または、除湿付きエアコンを付けるといいです。

寝室の場合は、布団がかなり湿気を吸うことになり、布団にダニがわく原因にもなりますので注意してください。

■機械によるコントロール

  1. 空調機(エアコン)
  2. 除湿機
  3. 加湿器
  4. 換気扇
  5. 扇風機・サーキュレーター
1. 空調機(エアコン)

再熱除湿機能付きエアコンを付ける。

これが1番いいと思います。

除湿には2種類あります。

「弱冷房除湿」と「再熱除湿」

「弱冷房除湿」は除湿した空気を部屋に戻す際、冷たい空気をそのまま戻す為、冷房が効きすぎた時のような、寒い状態になりやすくなります。

「再熱除湿」は除湿で適温に温め直してから、部屋に空気を戻すので、除湿による寒さを解消することができます。

冬場を考えると「再熱除湿」をおすすめします。

2. 除湿機

「ハイブリッド方式」の除湿機をおすすめします。

除湿するときの風が暑かったり冷たかったりありますが、この方式は切り替えできます。

除湿機には機能が3種類あります。

「コンプレッサー方式」と「デシカント方式」と「ハイブリッド方式」です。

「コンプレッサー方式」は空気中の湿気を強制的に結露させる。冷たい空気によって除湿するので冬には不向きな除湿方法です。

「デシカント方式」は、乾燥剤で水分を吸収し熱で蒸発させる。熱を発するため気温が上昇するので、夏には不向きな除湿方法です。

「ハイブリッド方式」両方を搭載し、状況に合わせて切り替えることで、1年を通して使うことができます。

最近は洗濯物を部屋干しすることが多いです。除湿機併用がいいと思います。

また、空気清浄機能も合わさった機能もありますので、状況に応じて検討してみてはどうでしょうか

現在のエアコンの機能と見比べて機種を選ぶといいです。

3. 加湿器

気化式(ヒーターレス)

気化式は、水を含んだフィルターにファンで風を送り気化させる方式です。水に濡らしたタオルを扇風機で乾かした状態が近いといえます。

ファンで部屋が冷えやすく、加湿フィルターの交換や手入れも定期的に必要

スチーム式

スチーム式は、水をヒーターで加熱し、水蒸気に変える方式です。お湯を沸かすと湯気が出るのと同じ原理で、加熱中のポットのふたを開けたイメージに近いです。

水を沸騰させるので衛生的に加湿できるのがメリット

超音波式

超音波式は、水に超音波を当てて霧状の微粒子にして放出する方式です。簡単にいうと、ものすごく細かい霧吹きといったイメージが当てはまります

コンパクトで低価格な機種が多い水を加熱しないので、タンク内の雑菌がそのまま外に放出されてしまいます。

ハイブリッド式

ハイブリッド式は、2つの加湿方式を組み合わせたもの

(温風気化式)ヒーターで温めた風を、水を含ませたフィルターに当てて加湿

(加熱超音波式)ヒーターで温めた水を振動させ、細かいミストにして加湿

加湿器は冬場に利用することになると思います。

そうなると温風が出るタイプがいいのかなと思います。あとは衛生面ですよね。

4. 換気扇

熱交換型換気扇(ロスナイ)の取り付け

”紙を筒にして息をふきかけてください。手に暖かさが伝わります。この紙の性質を利用したのがロスナイです。紙の持つ”熱"と"湿度"を通す性質を巧みに利用し、排気される汚れた室内空気と取り込まれる新鮮な外気とがロスナイエレメントを通過する時、温度(顕熱)と湿度(潜熱)の交換を行うのです。

ロスナイエレメント(熱交換器)により、換気の際に捨てられてしまう室内の暖かさや涼しさを再利用(熱回収)しながら換気します。約5~8割の熱エネルギーを回収でき、夏期・冬期の冷暖房負荷を低減し、省エネ換気が可能です。”

(引用:三菱電機・暮らしと設備ホームページ)

5. 扇風機・サーキュレーター

乾燥させる要素に「風」があります。

結露しそうな部分に、水蒸気が飽和した空気が滞留していると、結露します。

水蒸気が飽和した空気が乾燥した風を吹き付けられると乾燥します。

この性質をりようして空気を動かす風を利用するといいです。

■建材によるコントロール

・壁材

内装機能タイル

LIXILのエコカラットプラス

湿気は通すが、水や汚れはほぼ通さない。

湿度が高い時は湿気を吸収し、乾燥している時は湿気を放出。

エコカラットプラスは、すぐれた調湿性能で快適な湿度を保とうとします。

その効果は珪藻土の約6倍、調湿壁紙の25倍以上もあるんです。

だから結露を抑え、カビやダニの繁殖の抑制も期待できる。

洗濯物の部屋干しにも、おすすめです。

https://www.lixil.co.jp/lineup/tile/ecocarat/

調湿建材

DAIKENの調湿壁材「さらりあ~と」一般的なクロス仕上げの壁の約6倍の吸水力。

湿度が高い時は

空気中の湿気を吸い込んで、サラっと爽やかに

微細な空気孔に余分な湿気を吸収して、室内の空気をサラっと爽やかに。梅雨時などのジメジメ感を和らげます。

湿度が低い時は

ため込んだ湿気をはき出してしっとりと潤いを

湿度が低くなると、ため込んだ湿気を放出して乾燥しすぎを抑えます。過乾燥になりがちな冬の空気を快適に。

https://www.daiken.jp/product/contents/choshitsu/sarariart.html 

・天井材

調湿建材

DAIKENの調湿天井材「クリアトーン12SⅡ」 

玄関、トイレ、洗面室にポイントとして貼るのもいいし

天井なら汚れないし目立たないので全面貼るのもいいと思います。

■私の考え

私は基本機械などを使い、部屋を乾燥気味でコントロールし、湿度が40%台になると加湿器を使うか、換気して調整する考えです。

加湿器メインの利用は避けて、数値を見て加湿する様にすればいいと思います。

また加湿器は部屋全体で考えなくても、対象が個で動きがないならスポットで考えてもいいと思います。

子供部屋なら、卓上用の加湿器など机の近くにおく。

寝室なら枕元近くにゆるく設定しておく。

手間を考えると、調湿建材を施工しておくとかなり効果的でニオイも消してくれるのでいいのではないかと思います。

まとめ

今回は、湿度コントロールについて説明しました。

湿気によるカビ、乾燥によるウィルスと肌の乾燥。お家の中の悩み事の上位を占める内容です。

ここちいい暮らしのためには、重要なことです。

考え方はいろいろありますが、手間のかからない方法で、快適な湿度環境である40%~60%をたもちたいです。

ある程度、機械と建材を利用して、ここち良い暮らしを目指してみてはいかがでしょうか

リフォームするなら絶対に失敗したくない! を念頭にして考え、

今後もリフォームについて発信していきます。

参考になったことなど有りましたら教えていただけると今後の励みになります。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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